Home その他 「チャンネル登録のたびに配信を10秒延長する」ストリーマー、まもなく“1週間”に突入。耐久企画はやがてみんなの帰る場所となった – AUTOMATON

「チャンネル登録のたびに配信を10秒延長する」ストリーマー、まもなく“1週間”に突入。耐久企画はやがてみんなの帰る場所となった – AUTOMATON

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Image Credit : Ludwig Ahgren

今、Twitchにてあるストリーマーが注目を集めている。配信者の名はLudwig Ahgren氏。YouTubeやTwitchでのストリーミングのほか、『大乱闘スマッシュブラザーズ DX』大会におけるコメンテーターとしても知られる人物だ。Twitchにおけるチャンネルフォロワー数は180万人と、有名配信者のひとりとして数えられるには十分。しかし現在Ahgren氏が熱い視線を集めているのは、同氏のエクストリームな挑戦によるものだ。すなわち、「チャンネル登録されるたびに配信を10秒延長する」ストリーミングマラソンである。そしてAhgren氏の挑戦は、3月14日から現在に至るまで続いている。 
 

*配信開始当日の切り抜きクリップ。 

 
配信の内容自体は至ってシンプル。『スーパーマリオ オデッセイ』や『ポケットモンスター』などのゲームプレイを配信したり、夜は映画を流してフォロワーと一緒に観賞会をしたりすることもある。しかしAhgren氏は人間だ。ゲーミングやコンテンツ消費だけで生存していけるわけではない。食事もする。入浴もする。そしてその間にもストリーミングは続いているのだ。一時は、シャワーシーンを生配信したことすらあった(下は着用)。視聴者は、コンテンツ化されていないAhgren氏の生活の一瞬一瞬までシェアすることとなり、普通の配信にはない奇妙な親近感を覚えるようになる。文字どおりストリーマーと寝食を共にすることができるのだ。 
 

 
「寝食」と書いたが、当然Ahgren氏は睡眠もとらなくてはならない。お察しのとおり、おやすみタイムにも配信は続いている。配信中にストリーマーが寝落ちしてしまうとはいかなることか。コメント欄が制御を失い、無法地帯と化してしまうのではないか。少なくとも、Ahgren氏の配信においてはそのような事態は生じていない。というのもAhgren氏が睡眠をとっている間は、信頼のおけるユーザーがモデレーターとしてストリームを管理。配信画面で映像作品を共有できるウォッチパーティを使い、視聴者がリクエストした動画をみんなで見るといったまったりした時間が流れている。 

Ahgren氏の配信にて生じた独特のコミュニティ空間について、海外メディアKotakuでは「みんながダラダラ過ごすパーティーのよう」と比喩された。すでにチャット欄には顔なじみならぬ「名前なじみ」のメンバーも生まれており、「いつでもアクセスすれば誰かがいる」という溜まり場のようなコミュニティスペースが発達しつつあるようだ。「何をするわけでもないけど、常に誰かがいる安心感」という意味では、国内にて熱帯魚による『ポケットモンスター』実況を配信し続けている「むてきまるチャンネル」に通ずるものがあるかもしれない(関連記事)。 

しかしAhgren氏のエクストリームな試みには、当然いくつかの懸念もついてまわる。第一に、ストリーマーが配信中に眠ってしまうことは問題ないのだろうか。こちらについてはKotakuがTwitch公式へ問合せをしている。担当者がKotakuへ送付した声明によれば、配信者らは自身のアカウントでシェアされるコンテンツについて責任を負っている。Twitchのコミュニティガイドラインでは、配信者が「配信中に眠ること」は禁止されていないものの、ストリームとチャットがケアされるように適切な予防措置を講ずることが求められているという。 

利用規約やコミュニティガイドラインに違反するコンテンツが意図せず/意図的にシェアされた場合は、配信枠の削除やアカウントの一時停止をともなう処置を受ける可能性があるとのこと。少なくともTwitchは、現状のAhgren氏の配信についてはよく管理されたコンテンツとして許容しているようだ。それどころか、Twitchの公式TwitterアカウントからAhgren氏に「おやすみ、Ludwig」とのリプライが送られたこともある。 
 

 
別の大きな心配は、Ahgren氏の健康状態に関してだ。とえば2015年には、配信者Jayson Love氏が24時間以上配信するために薬物を乱用したことを明かした(Polygon)。さらに2017年には、長時間のチャリティー配信を続けていたBrian Vigneault氏が、22時間にわたるストリーミングのすえ、休憩に立ったきり亡くなったという事案も発生している(Kotaku)。同じ場所に座り続けて顔の見えないた不特定多数とコミュニケーションし続けるストリーミングは、想像できる以上にハードな作業だ。 

とはいえこうした「配信マラソン」は従来、延々とゲームをプレイし続けるといった耐久レース的な色合いが強かった、その点、Ahgren氏は普通の生活どおり風呂に入り、スキンケアをし、ガレージで筋トレもする。コメント欄には「ユルい」雰囲気が流れ、Ahgren氏も常時オンタイムにもかかわらずリラックスしている様相だ。長時間配信ジャンルとしては新たな試みをしているともいえるかもしれない。 
 

*前日、配信残り18時間を残して就寝したAhgren氏。その間にも登録者数は急激に増え続け、起床した瞬間目に飛び込んだのは「残り26時間」の数字だった。Ahgren氏が起床時、視聴者に悪態をつくリアクションは「お約束」と化しつつある。 

 
本稿執筆時点でAhgren氏の残り配信時間は「72時間」。仮にこれから誰も登録しなかったとしてもあと3日は枠がもつ計算だ。単発企画の域を超え、新たなコミュニティスペースそのものとなったAhgren氏はこれからどこへ向かうのだろうか。 


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