
特徴的なイラストで展開される痛快育児エピソードが圧倒的人気を誇る、3人兄弟の母で育児トップブロガーのオギャ子さん(ブログはこちら)。
3児を育てる中で、「これは引き算できる!」or「いや、これは流石にできない…」と学んだ子育てについて、自身の経験談から書き下ろしの漫画と写真とともに教えていただく本連載『捨てる育児』、第7回目のテーマは「外野の声に怯える子育て」。
「それ、しつけ的にどうなの?」。SNSありきの社会になり、外野の声がより目に耳に入りやすい時代ですが、子どもと一番長い時間を過ごしているのはどう考えても親であり家族であるはず! 一番大切なのは外野からの意見より、子どもへの確かな「愛情」。友人との会話の中で、スッと肩の力が降りたというオギャ子さんのエピソードをお届けします。
オギャ子さんのインスタグラム「オギャスタグラム」でもまだ出していない、未公開エピソードをご覧ください。
オギャ子(おぎゃこ)
1982年、大阪生まれ。アメブロトップブロガー。マイペースなちゅんたん(長男)、心優しく激しさも持つゆいたん(次男)、甘え上手なほーちゃん(三男)という三兄弟の母。夫は輪郭が四角いことから「四角」と呼ばれている(オギャ子さん命名)。転勤族だったが、最近ついに一軒家を購入。四角さんも転職し、いまは家族みんなで大阪住まい。
次男が赤ちゃんの頃、調理台の上に乗るのがめちゃくちゃ好きで毎日調理台の上に乗ってたんです。
普通に考えたら調理台の上って人が乗っていい場所じゃないし躾的によろしくないし危ないし……決してよくはないですよね。
もちろんそれは分ってるんですけど、調理台の上からおろすと延々と泣き止まないし他の仕事が手につかないぐらい大変なので、さっさと調理台の上に乗せてしまった方がお互いハッピーでWin-Winだったんです。
躾の事を考えたら泣いてでもこちらが折れずにNO!を突き通せばいいでしょうが……ギャンギャン泣く次男とまだまだ手のかかる長男を一人で見ていた私には貫き通す気力がありませんでした。
時を経て、お友達が「私、子どもを抱っこするのが苦手だからこっち寄ってきたら新しいオモチャで気を引いてたんだ~」とあっけらかんと言ってるのを聞いて……私、なんだか肩の力が抜けたんです。
あ……お母さんでも自分がラクになる子育てしたっていいよね、そうだよね~と。
どこか自分が楽する方法を選ぶ=躾によくないみたいな潜在意識があって、見えない外野の声を気にしてたんですが自分の子を育てているのは他でもない私。
この子と24時間一緒にいるのは私しかいないんだもん!!
私が楽出来る方法を優先して何が悪いんだ~!
子どものために自己犠牲で頑張って耐えてその忍耐が将来のこの子のためになる……なーーんて思わなくて大丈夫!
新しいオモチャで釣られてたお友達の子どもは愛嬌たっぷりで母親と仲良しの子になってるし、うちの子もいつからか全く調理台には乗らなくなって乗っていい場所ダメな場所ちゃんとわかってます^0^
根本に子どもへの愛情があれば、ママのラクチンを優先したっていいと思います。
外野からどう見られているか……に怯えて自分を追い込まず、私は私を信じて子育てしていきたいです。
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