Home モデル 「音楽業界の新たなモデルを目指して」話題の社長アーティスト Pinokkoに聞く

「音楽業界の新たなモデルを目指して」話題の社長アーティスト Pinokkoに聞く

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――でも、せっかく軌道に乗っているアーティストとしての立場を名義とともに捨てる、というのはなかなか思い切った決断でしたね。

Pinokko 何かとてつもなくインパクトのあることをやりたいなと思ったんです。昨年の年末、実は私はメジャーレーベルの会社さんにFA宣言して「私と契約してくれるレーベルさんはいませんか?」と募集をかけたんです。

結果、いろんなレーベルさんに手を挙げていただいて、なかには行きたいと思う会社が数社あったんです。でも、いろいろと先方と交渉をしたり、自分なりに考えたりした末、私は思いついたことをすぐに実行したい人間なので迷惑をかけてしまいそうだったし、やはり大きな企業に所属すると、それだけいろんな人が介在して、自分のやりたいことがぼやけてしまう気がしてメジャーにはいかなかったんです。でも、同じ場所に何年も留まるわけにはいかない。そこで、自社レーベルのチーム体制の強化を軸に、数年後を見据えた新しい展開を仕掛けたらもっとおもしろいことになるんじゃないかと考えました。

――大手に所属するメリットよりも、自分でレーベルを立ち上げて活動するほうが楽しそうだな……と思われたんですね。

Pinokko そうですね、自分にあったスタイルを作って、そこをフィールドにして活動していきたかったんです。あとは、アーティスト自身が社長を務める少人数の会社ならば、使ったお金がどこに流れているかも明確にわかるからこそ、ファンの方にも変な心配をさせずに済むと思いました。

――事務所に所属していると関わっている人が見えづらいので、「悪い大人たちに搾取されているのでは」と不安を抱かせることもありますからね。

Pinokko あと、メジャーレーベルに所属しなかった理由のひとつとして、ここ数年でアーティストとファンの関係性が変わりつつあると感じたのも大きかったですね。

――それはどんな変化ですか?

Pinokko 昔のアーティストとファンの関係性は、発信するアーティストとその情報を受けるファンという、どちらかというと一方通行な関係性だったと思うんです。でも、いまの時代は、個人もSNSなどで発信力を持っているし、ただの受け手としてではなく、よりアーティストと関わって、一緒に楽しむ場を作りたいという人が多いと思うんです。

だから、アーティスト側も見ている人たちに「応援したい」「この人が好きだ」と思ってもらうだけじゃなくて、「一緒に楽しめるアーティスト」を目指すべきだなと思って。わかりやすくいうと、ラジオのMCとリスナーの関係みたいな形でしょうか。ただ聞くだけじゃなくて、リスナー自身が「こういうネタを送ってみよう」と参加して、楽しめる場を作れるような感じが理想です。

本人がワクワクしないものは、ファンもワクワクしてくれない

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