Home モデル 【検証】ホンダNSX 新旧比較! 2019年モデルの進化をサーキットで確かめる。(clicccar) – Yahoo!ニュース

【検証】ホンダNSX 新旧比較! 2019年モデルの進化をサーキットで確かめる。(clicccar) – Yahoo!ニュース

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改善を確かめるにはサーキットしかない。

HONDA NSX
ホンダNSX 2019 MODEL

2016年のデビュー以来、初のフェイスリフトを受けた2019年モデルの「ホンダNSX」については、まずプレス向け国内試乗会が開催された一般道のワインディングロードで、その走りの進化を確認した。ワインディング・ベストのSPORT+モードでは、一連の挙動の繋がりがより滑らかになり、自然なドライビングでその速さを引き出せるようにクルマに仕上がっていたのだ。

新旧NSX試乗の他画像はコチラ!

では、もてるパフォーマンスをフルに発揮できるサーキットでの走りはどうか。今回はそれを確認するべく、いよいよNSXを袖ヶ浦フォレストレースウェイに持ち込み、全開で走らせた。

いきなり寒波が襲った関東地方。この日の気温は摂氏3度ほどで、路面温度の面でもテストに適した状況ではなかったのは事実だ。しかしながらテストには2017年モデルも持ち込み、少しだけ走らせることができたから、2019年モデルの進化、あるいは違いを、それなりには掴めたと思っている。

路面に対する感度が増した2019年モデル。
走行は最初からTRACKモードで行なった。ここでまず感じたのは、2016年モデルに較べて路面のアンジュレーションに対する感度が高く、クルマが縦方向に揺すられる傾向にあることだ。アンチロールバーのレートは高められているがスプリングは変更されていないことを考えると、TRACKモードのダンパー減衰力、そして新採用のコンチネンタル スポーツコンタクト6の影響だろう。

それもあり、タイヤが暖まるまでの挙動は結構スリリング。しかしながら正直に言えば、ある程度グリップが出てきたと感じられた後も、特に最初の数周は、ちょっと走りづらいなと感じていた。動画は、まだおっかなびっくり走らせている時点での走りで、正直なところまだ全体に攻めきれていない感じが残っていると、予め言い訳しておく。

基準としたのは95Rの第2コーナー。ここで自信をもってステアリングを切り込んで行けず、アクセルを長い時間戻さざるを得なかった。前述の変更などでロールが抑制されたせいだろうか? 2017年モデルの方がきっかけを掴みやすく思えた。

2019年 vs. 2017年モデル。舵角自体は大差ないが・・・。
他のコーナーを含めて舵角も大きく感じられた。しかしながら比較のため2017年モデルを再度試して車載映像を確認すると、実は舵角自体は大差なかった。但し、同じ舵角でもステアリングをなかなか戻せておらず、おかげで曲がらない印象となっている。8コーナーや最終コーナーなどはそれが顕著だ。

解決策は・・・2コーナーなどは、まずは思い切って行ってみる。向上したタイヤのグリップを信じてステアリングを切り込み、タイヤに荷重をかけていくと、新しいNSXは高い速度を保ったまま嬉々としてコーナーをクリアできるのだ。一方、ブレーキングの必要なコーナーでは、速めの速度でアプローチし、ブレーキを残し気味にして入っていくと、操舵感もターンインの素直さも増してくる。

2019年モデルを操るにはリアの安定感を活かすこと。
2017年モデルはSH-AWDによるフロントのLSD効果、要はノーズを引き込むモーメントが大きく、小さな舵角から車体がインを向き始めるのと、おそらくはリアのグリップがほんのわずかに低いのとが相まって、やや人工的ではあっても曲がるという確信のもとに切り込んで行ける。対する2019年モデルは、ここでは車体の跳ねも相まってステアリングインフォメーションが薄く、切り込んだ瞬間のゲインも抑えられ、しかもリアも安定しているため、曲がっていかないと感じる。そんな側面もありそうだ。逆に言えば、リアの安定感を活かして積極的に曲がる姿勢を作っていくのがコツと言えそうである。

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