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どうすれば憧れの働き方ができるのか? 小さな損得に振り回されないオトコの大きな仕事

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湯山 日本人は「礼儀正しい」と自認しているのだけど、挨拶の本質を理解できていないと思うんですよね。

 欧米では、見知らぬ人間同士が会ったときに、「ハロー」のあとにちょっとした会話を続けるのがマナーとなっている。服をほめるとかなんでもいい。「私は敵じゃないよ」と積極的に示すことが挨拶なので、けっこう意味は重い。それに対して日本人は、名刺の力にモノを言わせることが多くて、今までの経験上、その会社の価値によって、挨拶の態度を違えてくる人も多い。全方位に同じ「グッドモーニング」ができないんだよね。

水代 人間関係の築き方でいうと、もうひとつ大事なことがあって、「与えたら戻ってくる」という考え方も必要だと思っています。

 たとえば湯山さんにボールペンを貸したら、それが巡り巡って、最終的に誰かが自転車をくれた、といった想像がまったく及ばない数珠つなぎのようなことが起こりうる。ただし、決して短期的な回転ではない。これを頭に留めておくと、人に与えることが気持ちよくなると思います。

湯山 わかります。若い子と話していて思うんだけど、働き方が時給感覚なんですね。「これだけ働いたから、これだけもらわないと」「これしかもらえないなら手を抜く」という近視眼的な考え方にとらわれている。すぐには利益が得られなくても後に100倍になって返ってくることってあるじゃないですか。そこがわかってない。

 昔は休日に上司の引っ越しを手伝うことが普通にありましたよね。今はパワハラに厳しい世の中ですから、そういうこともなかなかできなくなっていますが、それこそ「人に与える」という視点から見れば、進んでやったほうが長い目で見てトクなんですよね。良い意味でも、悪い意味でも「出し抜く」とはそういう気構え。

水代 それはすごく感じますね。時を経て縁が大きくなればなるほど返ってくるものは大きくなりますから。それが“種をまく”ということなんだけど、若い人ほど損得や人間関係を四半期ベースで評価してしまう。10月にお貸ししたもの、3月なんでそろそろお返しください、と。

 そうした小さい損得にこだわることは自分の可能性を狭めてしまう。やはりさっきの「負けて勝つ」ではないけど、どんな状況であっても、物事を大局的な視点で受け止められる人ほど、結果的に大きなリターンを得られるものだと思います。

(文・ライター 安楽由紀子、撮影・小島マサヒロ)

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