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インスタグラム 「映える」のはどんな写真か

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 「インスタ映え」。昨年の流行語・新語に選ばれたこの言葉は、社会現象としても注目されたが、写真文化の大きな変化も示している。

 インスタグラムという写真共有アプリで、自分が撮った写真をネットで公開する。すると友人知人がほめてくれる。フォロワーが増えもする。そうした良い反応が期待できる「見栄えの良い」写真を撮る行動や願望が「インスタ映え」。

 それぞれが画面に独特の工夫を凝らし、表現したいイメージを求めて特定の場所に足を運んだりする。それは「作品づくり」と呼んでいいだろう。カメラを趣味にする人やプロの写真家の仕事だったことを、誰でも日常的にやる時代になったのだ。

 では、数ある写真の中で「映える」というのは、どんな写真なのだろうか-。そもそも写真を読み解く力(リテラシー)がないと「映える」「映えない」という判断はできないはず。そして、思い浮かべたイメージをうまく構成する技術と機材がなければ、撮ることもできない。

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 元号が昭和から平成に変わるころ、写真を美術作品として扱う美術館が相次いでオープンした。昭和63年に川崎市市民ミュージアム、平成元年に横浜美術館が登場し、2年に東京都写真美術館=が一部開館。同じように写真を売買するギャラリーも増えていった。

 それまで、多くの写真家はカメラ誌や写真誌を通じて、あるいは写真集という形で自作を発表していた。それが美術館やギャラリーでの展覧会というように、現代美術のような表現や着想をする人が増えていく。写真作品を美術館で鑑賞したり、ギャラリーで買ったりすることが常識になったのは平成に入ってからだ。

 東京都写真美術館は昨年、平成期をテーマにした企画展「TOPコレクション 平成をスクロールする」を開催。ホンマタカシ、川内倫子、蜷川実花ら、現代作家約30人の作品を3期にわたって展示した。担当学芸員の石田哲朗は、その作品群について「いまここにいる」という視点が特徴だと話す。

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