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トップ ユーチューバー ら、広告プログラムに不満を抱える:だが、代替手段は特になし

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動画クリエイターたちはYouTubeで自分たちの動画のマネタイズが停止されたり、オーディエンスにリーチできないことに対してフラストレーションを感じている。その結果、Facebookやインスタグラム(Instagram)といった競合他社がクリエイターを横取りするチャンスを生み出している。しかし、こういったライバルプラットフォームたちも、十分な資金を投入できてはいないようだ。

ライフスタイル動画ブロガーであるジョーイ・グラセッファ氏が管理するメインのYouTubeチャンネルには、880万人の登録者がいる。彼は、このプラットフォームで収益を得てきた。YouTubeは、彼のオリジナル番組「エスケープ・ザ・ナイト(Escape the Night)」の3シーズンの制作資金を出している。第3シーズンは6月21日に、YouTubeのプレミアムサービスであるYouTubeプレミアム(YouTube Premium)で配信開始されたばかりだ。しかし、グラセッファ氏であっても、YouTubeが常にアルゴリズムを変更することで、再生回数が減るという経験をしている。ときにはチャンネル登録者たちのフィード上に表示すらされない。YouTubeはトップクリエイターたちとのコミュニケーションを十分に行っていないと、彼は指摘する。

クリエイターを巡る競争

このような不満を抱えているのはグラセッファ氏だけではない。自身のYouTubeチャンネルで110万人の登録者を抱えるコメディアンのコーディ・コー氏も「非常にフラストレーションとなっている」という。広告主にとって「安全でない」とみなした動画の広告を停止するという取締作業をYouTubeは厳しく行っているが、コー氏の動画も最近になってその対象となった。当初は彼の動画に広告を流していたYouTubeだったが、のちにコー氏には不明の理由で広告が取り除かれてしまった。広告停止を判断するYouTubeの自動システムがちゃんと理解できるように、動画の内容に関する情報はすべて入力したと、彼は語る。

「動画を(YouTubeのスタンダードにより準拠するように)変えることすらできなかった。そしたら突然1時間後に広告が戻ってきた。これはモチベーションをなくさせる」。

クリエイターを巡る競争はこれまで以上に激化している。FacebookとFacebookが所有しているインスタグラムは、つい先日、YouTubeに直接攻撃を加えるような戦略を打ち出した。Facebookの動画部門であるWatch(ウォッチ)を、クリエイターを含む、どのようなページでも使えるようにしたのだ。インスタグラムでは1時間の長さのビデオを投稿できるIGTVという機能をリリースした。AmazonのTwitch(ツイッチ)もクリエイター獲得に向けて積極的に動いている。

Facebookはプレロール広告、ミッドロール広告を動画に表示させることでクリエイターの一部にマネタイズをさせている。動画クリエイターのヌシーア・ヤッシン氏は、これらの広告を通してFacebook Watch上の番組「ナス・デイリー(Nas Daily)」から30万ドル(約3300万円)以上の収益を今年は得られることを予測しているという。TwitterとTwitchも広告収益を同様の方法でクリエイターに提供している。そして6月第4週、Snapchatも同様の計画を発表した。インスタグラムは広告収益をクリエイターとシェアすることはしていないが、スポンサー投稿をし、そこからの収入はクリエイターがキープできる。

力不足のライバルたち

しかし、Facebookには毎日14億5000万人のユーザーがログインする一方で、YouTubeのコアオーディエンスである20代やそれ以下の年齢層には特にリーチできていない。Facebook上のビデオ配信で成功するためには「40歳の人たちにシェアしてもらわないといけない」と、コー氏は言う。Twitterが提供する広告プログラムも「YouTubeが提供しているレベルには達していない」と、グラセッファ氏も言う。Twitchはまだ、ゲーミングクリエイター向けのライブストリームプラットフォームという認識が強い。そしてSnapchatのクリエイター向けの広告プログラムは実験段階に過ぎない。

インスタグラムのオーディエンスはYouTubeのものと近い。しかし、IGTVの投稿をするようにクリエイターたちにお金を支払うか、もしくはこれらのビデオに広告をつけてマネタイズできるようにしない限りは、クリエイターたちはIGTV向けのビデオを作らないだろう。

金銭的なインセンティブが欠けていることを、とりあえずは気にせずに取り組むクリエイターもいるが、それほど大きな取り組みは行わないようだ。ライフスタイル動画ブログを配信するレミ・クルーズ氏はYouTubeチャンネルで230万人の登録者を持つ。IGTVにもビデオ投稿をする予定だが、YouTubeに上げられたフルバージョンへとリンクするティーザー動画の投稿を考えているようだ。「(IGTVでは)マネタイズができないのであれば、ビデオ配信が自分の仕事だから、IGTVは自分にとって高いプライオリティではない」と、クルーズ氏は言う。

「ポジティブな点が大きい」

これはつまり、YouTube上で収益を上げられる以上は、クリエイターたちはYouTubeを辞めてしまう計画は無いということだ。クルーズ氏、コー氏、そしてグラセッファ氏といったクリエイターたちはしばしば、ひとりで運営を行っている。さまざまな実験的な試みを行える大手メディア企業とは違う。「ネガティブな点はたくさんあるけども、提供されている物に関してはポジティブな点の方がはるかに大きい」と、YouTubeの広告プログラムやビデオ配信システムについて、グラセッファ氏は語った。

YouTubeはクリエイターたちが留まる理由を継続して提供することで、彼らのフラストレーションをなだめようとしている。チャンネル登録者数が10万人を超えるクリエイターは月額サブスクリプションを販売することができるようになるとYouTubeは発表した。コー氏も、YouTubeの広告プログラムに不満を抱えているものの、チャンネルを通してグッズを販売したり、YouTube上でビデオ形式で配信する広告がついたポッドキャストを開始したりと、マネタイズをカバーする方策を見つけている。

コー氏は言う。「私はYouTubeに集中しないといけない。上手く行っている。IGTVへと移行するのは合理的ではない」。

Tim Peterson(原文 / 訳:塚本 紺)

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