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ベラルーシ大統領選、野党への弾圧強まるも集会に数万人 – BBCニュース

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東欧ベラルーシの首都ミンスクで30日、8月9日の大統領選を前に、強権体制を敷くアレクサンドル・ルカシェンコ大統領の対立候補として出馬したスベトラーナ・チハノフスカヤ氏の選挙集会が開かれた。野党への弾圧が強まる中、数万人が集った。

人権団体ヴィアスナによると、首都ミンスクには6万人以上が集った。

政治経験のないチハノフスカヤ氏は、今年5月に政権に批判的だったなブロガーの夫が出馬を禁じられ、収監された後に出馬を決めた。

旧ソ連国のベラルーシでの野党集会としては過去10年で最大規模だったと、AFP通信は伝えた。

チハノフスカヤ氏の支持者は、スローガンが書かれた旗や風船を手に、ミンスクの広場に集った。

Svetlana Tikhanovskaya

長年にわたる独裁政権

ルカシェンコ大統領は1994年の就任以来、ソビエト時代を彷彿させるスタイルで独裁的にベラルーシを統制してきた。

8月の選挙で6期目を目指すルカシェンコ氏には批判が殺到している。

チハノフスカヤ氏は集った支持者に対し、「まともな生活を望む人は犯罪者ではない」と語った。「みんな同じ国民だ。平和的な政権交代を望む人たちだ」。

「どうか自分の良心に逆らわないでください。国民に逆らわないでください」と、チハノフスカヤ氏は付け加えた。

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「ロシアと共謀」と

当局はチハノフスカヤ氏の夫セルゲイ・チハノフスキ氏が、大統領選を前にロシアの雇い兵と共謀して騒動を計画したとしている。チハノフスカヤ氏はロシアとの共謀を否定した。

当局は30日、「テロ」を企てたとしてロシア人雇い兵33人を逮捕した。ロシアは逮捕について説明を求めていると明かした。また、33人が関与していたとされる民間軍事会社ワグネルについては知らないとした。

ベラルーシ国家安全保障会議のアンドレイ・ラヴコフ議長は、最大200人のロシア人傭兵が「選挙キャンペーン中に情勢を揺るがす」ために入国した疑いがあると述べた。

ラヴコフ氏は拘束したロシア人のうち14人について、ウクライナ・ドンバスでの内戦において戦闘経験があると説明。こうした人物がベラルーシにいるのは「非常に不愉快な状況」だと述べた。

ロシアは関与を否定

国連の捜査官や米軍、ジャーナリストらによる複数の報告書には、ウクライナ、シリア、リビア、スーダン、中央アフリカ共和国でのワグネル・グループの活動が記録されている。ロシア政府は同グループとのつながりを否定している。

ベラルーシ国営通信社ベルタは、容疑者33人全員の名前と生年月日を報じている。

国営テレビ・ベラルーシ1は、ロシア人が国内の療養所でベラルーシ国家保安委員会に逮捕される様子を放送した。この報道(ロシア語)によると、アルコールを飲まないなど、規律のある軍事的な行動をとっていたことが原因で疑われたという。

逮捕時の映像では、ロシア人がスーダンの通貨とスーダンのテレホンカードを所持していたことが確認できる。ロシアの民間軍事会社「ワグネル・グループ」はスーダンで活動していることで知られるため、ベラルーシをアフリカでの活動の中継国にしていたとの憶測もある。

ロシア政府のドミトリー・ペスコフ大統領報道官は30日、「昨日、ロシア人33人がベラルーシで拘束されたことは承知している。200人がいまだ逃走中だ。我々はこうした勾留につながる違法行為については把握していない」と述べた。また、ロシア国内に民間軍事会社の「ワグネル」などないとした。

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