
グローバルな新型コロナウイルスのパンデミック禍で、マスクについて間違った陰謀説をインスタグラムで1億200万人フォロワーに広めることは、SNSのベストな活用法とは言えないだろう。しかし、それをやったのがコートニー ・カーダシアンだ。
コートニーは、インスタグラム・ストーリーでブルーのマスクには発がん性があるとシェア。その陰謀説を、医療専門家が直ちに間違いだと指摘した。
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コートニーは、引用元を記さずに「食料品店や飛行機内で着用が義務づけられているこういうブルーのマスクはポリテトラフルオロエチレン(PTFE)でできており、合成フッ化物には発がん性がある。Cancer.Orgによると、肝臓や睾丸、膵臓、肝臓、乳房腫瘍のリスク+潰瘍性結腸炎、甲状腺疾患、妊娠高血圧腎症、高コレステロールのリスクを高める。高レベルで触れるとインフルエンザのような症状や肺出血の原因になり、窒息を起こす」と書かれた画像をシェア。彼女はショックを受けた顔と、頭が爆発した絵文字をつけてインスタ・ストーリーに画像をポストしたと、『New York Post』紙は報じている。
この主張の元とされたCance.orgはアメリカがん協会(AGS)のウェブサイト。その最高医学科学責任者ウィリアム・キャンス博士は『New York Post』紙に、「マスクのポリテトラフルオロエチレンには発がん性があるという主張を下支えする証拠はありません。私はがん専門医として、医療に従事する数多くの同僚と同様に、感染から患者を守るために長年マスクをつけています」と、語った。
コートニーがマスクについて誤った陰謀説を拡散したことを多くのソーシャルメディアユーザーは非難。
「@kourtneykardashian、自分のプラットフォームの大きさを知りながらこの手のコンテンツを投稿するとは、特に誤情報が山火事のように広がり、マスク着用と科学的根拠に対する大きな疑問が問題になっているこの時代に、無責任だ」と、ある人はツイート。
また、「ソーシャルメディアでマスクに発がん性があると誰かが主張するのも問題だが、1億人以上のフォロワーがいる@kourtneykardashianがインスタグラム・ストーリーでやるのはさらに問題だ」と、書いた人もいた。
Translation: Mitsuko Kanno
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