Home モデル ヤマハ新型YZF-R1/R1Mが突如発表! 2020年モデルは全面改良[新型サス/空力向上/電制マシマシ] – WEBヤングマシン

ヤマハ新型YZF-R1/R1Mが突如発表! 2020年モデルは全面改良[新型サス/空力向上/電制マシマシ] – WEBヤングマシン

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2015年に登場し、今年の鈴鹿8耐では5連覇を狙うなど、そのパフォーマンスに翳りは見えないヤマハ YZF-R1/Mだが、ライバルをさらに突き放すべく5年振りに新型を投入することがわかった。欧州で発表されたその内容によれば、リファインの手はあらゆるパーツに及んでいる。なお、価格と発売時期は未発表。

ユーロ5に先行対応、新型サスペンション、M1譲りのエアロダイナミクス

1955年7月10日、ヤマハの創業からわずか10日後にYA-1が第3回富士登山レースで優勝を果たしてから、現在のスーパーバイク世界選手権やMotoGPに至るまで、レースはヤマハにとってニューモデル開発の大きな原動力となり続けている。

その最新の形として発表されたのが新型YZF-R1およびYZF-R1Mだ。2009年モデルは“ゲームチェンジャー”として、それまでにないクロスプレーンクランクの並列4気筒エンジンを搭載。バレンティーノ・ロッシか「スイート」と評したYZR-M1のエンジンからフィードバックされたことで得られた、まったく新しいエンジンフィーリングは多くのファンを魅了。

そして2015年には大きな飛躍を遂げ、フルモデルチェンジとともに新世代の電子制御を採用。クロスプレーンのエンジン自体も刷新され、よりレーシングマシン然としたパフォーマンスを誰もが感じられるようになった。

2020 model YAMAHA YZF-R1 / YZF-R1M

2020 model YAMAHA YZF-R1 / YZF-R1M

そして今回登場した2020年モデルは、まずエンジンのリファインが大きなトピックと言えるだろう。スロットルボディを燃焼室に近づけるなどして燃焼効率を向上し、ユーロ5に先行対応したのは、先駆者たるYZF-R1/Mらしさを感じられる部分でもある。

車体まわりも、マイナーチェンジの域を超えている。MotoGPマシンのYZR-M1からフィードバックされたボディワークにより、エアロダイナミクスの効率を5%以上もアップ。さらに、2モードのコーナリングABSや3モードのエンジンブレーキマネジメント、ローンチコントロールを搭載している。また、アクセルグリップ自体にポジションセンサーを備えるAPSGライドバイワイヤー、R1Mではスマートフォンと連動して自分だけのライディングモードを創れるアプリやロガー機能、そしてオーリンズ製の新型サブチャンバー付き倒立フォーク(もちろん電子制御)を採用するなど、スキのないリファインぶりだ。

YAMAHA YZF-R1[2020 model]

2020 model YZF-R1

YAMAHA YZF-R1[2020 model]

2020 model YZF-R1

YAMAHA YZF-R1[2020 model]

2020 model YZF-R1

YAMAHA YZF-R1[2020 model]

2020 model YZF-R1

YAMAHA YZF-R1[2020 model]

2020 model YZF-R1

YAMAHA YZF-R1[2020 model]

2020 model YZF-R1

YAMAHA YZF-R1[2020 model]

YAMAHA YZF-R1M[2020 model]

YAMAHA YZF-R1M[2020 model]

YAMAHA YZF-R1M[2020 model]

YAMAHA YZF-R1M[2020 model]

YAMAHA YZF-R1M[2020 model]

YAMAHA YZF-R1M[2020 model]

YAMAHA YZF-R1M[2020 model]

YZF-R1[2020 model]ディテール解説

新型YZF-R1の新しいフィーチャーは下記の通り。

・アグレッシブなニュー『M1スタイル』のカウリング
・ライダーがより一体感を得られるボディワーク
・エアロダイナミクス効率5%以上アップ
・より『M1のDNA』と高い完成度を感じられる
・KYB製の新型サスペンションリでフィードバック向上
・新しい2モードのブレーキコントロール(BC)を備えたコーナリングABS
・新しい3モードのエンジンブレーキマネジメント(EBM)
・ローンチコントロール(LCS)を搭載
・新しいAPSGライドバイワイヤ
・エンジンの燃焼効率と高回転域のパフォーマンス向上
・ブレーキングパフォーマンスを向上
・ステアリングダンパーのセッティング更新
・ブリヂストンの新型タイヤ、バトラックスRS11採用
・TFTインストゥルメントをアップデートし、BCとEBMインジケーターも表示
・エンジンはユーロ5に対応

気になるのは、エンジンが「パフォーマンス向上」となっている点。スペックは発表されていないが、ユーロ5に対応しているだけでなさそうだ。新しいデザインのフィンガーフォロワーロッカーアームやカムロブのプロファイル刷新のほか、吸気レイアウトの更新でスロットルバルブと燃焼室の距離を近づけ、新しいボッシュ製10ホールインジェクターをφ45mmのスロットルボディに設置。クランジャーナルの潤滑用ホールを拡大し、オイルポンプは10%コンパクトなローターを使用する。また、2ndギヤのピニオンの幅を広げ、ドライブチェーンを肉厚に、排気ポート周辺の冷却水通路のレイアウトなど、かなり細部まで手を入れられている。APSGライドバイワイヤは、従来のようにステンレスケーブルを介してセンサーを駆動するのではなく、グリップ部分に回転センサーとスプリングを仕込み、コントロール性とフィーリングを保ちつつ軽量化を果たしたというものだ。

YZR-M1のDNAが注入され、より空力効率を向上。顔つきも変わった。

大幅にリファインされたエンジン。ユーロ5に対応しながら高い戦闘力を維持している。

内部構造をモディファイされたKYB製サスペンション。

YZF-R1M[2020 model]ディテール解説

新型YZF-R1Mの新しいフィーチャーは下記の通り(R1と重複しない部分のみ抽出)。

・新しいオーリンズ製のガスチャンバー付き倒立フォーク
・より軽いカーボン製テールカウル
・個別ナンバーを車両ごとに刻印
・Y-TRACおよびYRCのアプリをアップデート
・タイヤは新しいブリヂストン製バトラックスR11で幅200mm

注目したいのは新しいオーリンズ製の倒立フォークだろう。ファクトリーマシンなどで見られるサブチャンバーを設置したタイプだが、このR1Mに装着してあるのは、その市販版の新しい形状のもののようだ。パッと見はガスチャンバーが存在しないように見えるが、ラジアルマウントキャリパーをマウントするブラケットの付け根部分にコンパクトなチャンバーが内蔵されているのがわかる。このガスチャンバーは、0.6Mpaの内圧をかけることにより、リバウンドストローク時のキャビテーション(フォークオイルの泡立ち)を抑えることを狙ったものだ。

より生のカーボンが見えるデザインとなったカウリング。従来型よりも有機的なラインを描く。

より軽量なカーボン製のテールカウル。

個別のシリアルナンバーが刻印される。

表示項目が増えるなどリファインされたTFT液晶モニター。

フロントフォーク下端のアクスルホルダー部分から、ラジアルマウントブラケットの中心に沿うようにガスチャンバーを内蔵。

先進のオーリンズ製電子制御サスペンションは健在。

リヤショックももちろんオーリンズ製電子制御タイプだ。

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