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ランボルギーニの最新モデル「ウルス」「ウラカン EVO RWD」に乗ってきた – Car Watch

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ランボルギーニの最新モデルを体験できる「DRIVING EXPERIENCE AT THE WHEEL OF A LAMBORGHINI」に参加してきました

 イタリアの高級スポーツカーメーカーであるランボルギーニが、同社の最新モデルを体験できる「DRIVING EXPERIENCE AT THE WHEEL OF A LAMBORGHINI」と銘打った試乗イベントを開催した。

 現在、ランボルギーニでは大きくV12エンジンの「アヴェンタドール」、V10エンジンの「ウラカン」、V8エンジンの「ウルス」という3モデルを展開しており、今回のイベントでは1月にジャパンプレミアされた後輪駆動モデルの「ウラカン EVO RWD」と、SUVモデルのウルスに乗ることができた。

 ここで少しランボルギーニの販売状況を振り返ると、2019年(1月1日~12月31日)は世界販売台数が前年の5750台から8205台へと大きくステップアップし、史上最高の販売台数を記録。車種別に見ると、アヴェンタドールが1104台、ウラカンが2139台、ウルスが4962台で、中でもウルスは前年の1761台から182%増という驚きの数値を示している。ウルスについては、7月に同モデルの発表から2年で生産台数が1万台を達成したこともアナウンスされており、そのことからも販売が好調であることが伺える。

会場ではウラカン EVO RWD、ウルスが展示されるとともに、歴代ランボルギーニの写真も飾られるなど、ランボルギーニ一色に

ウルスが峠ルート?

 御殿場を舞台に行なわれた今回のイベントでは2種類のコースが設定され、高速道路主体のルートでウラカン EVO RWDに、峠を主とした一般道ルートでウルスに乗ることができた。「イメージとしては高速道路でウルス、峠でウラカンなのでは?」と最初にコース説明を聞いたときに感じたのだが、その理由は試乗した後に分かることとなった。

 まずウルス。2017年12月に世界初公開され、2018年2月に日本で発表を行なったこのスーパーSUVは、5112×2016×1638mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース3003mmという堂々とした体躯に同社初のターボエンジンとなるV型8気筒4.0リッターツインターボを搭載。車両重量は2360kg(前軸重1340kg、後軸重1020kg)とヘビーウェイトだが、最高出力478kW(650HP)、最大トルク850Nmのパワーユニットによって0-100km/h加速は驚異の3.6秒を実現している。

 センターコンソールにはドライブモードセレクターが配置され、「STRADA」「SPORT」「CORSA」「NEVE(雪上)」「TERRA(オフロード)」「SABBIA(砂漠)」という6種類の走行モードが選べるようになっている。STRADAモードでは速度に応じて車高が変わって快適性を高める一方、SPORTモードでは車高が低くなり、安定性と正確さを確保。今回の試乗では主にSTRADA、SPORT、CORSAを使い分けながら走行した。

 実際に乗り込んでみると、上質かつスポーティなデザインに感心しつつ、この大きな車体で峠道をちゃんと走れるか不安になってくる。まず一般道をSTRADAモードで走ってみたのだが、これが想像以上に快適! 路面からの入力がきつくないのに路面をしっかり捉えている感覚があり、これなら子供のいる家族で遠出するのも全く苦にならないだろうなと2児の父(筆者)は思った次第。

 一方、タイトなコーナーが続く峠道でSPORTやCORSAモードに切り替えてみると、ウルスはステアリングを切った分だけコーナーに切り込んでくれる。これはおそらく車速と選択したドライブモードに応じて最大で±3.0度のリアステアリング角を設け、後輪が前輪のアングルの反対を向ける「リアホイールステアリング」機能の恩恵かと想像するが、とにかく大きなロールを感じることなく、フラットな姿勢を保ちながらタイトコーナーを簡単にクリアしていくことに驚いた。

 そしてウラカン EVO RWDに乗り換える。このモデルは4WDの「ウラカン EVO」を後輪駆動化したモデルで、4520×1933×1180mm(全長×全幅×全高、スパイダーのスペック)、ホイールベース2620mmというボディに最高出力449kW(610HP)/8000rpm、最大トルク560Nm/6500rpmを発生するV型10気筒 5.2リッターエンジンを搭載。

 また、後輪駆動化で部品点数が減ったことに加え、軽量アルミニウムとカーボンファイバー製のハイブリッドシャシー、アルミニウムと熱可塑性樹脂で構成されるボディにより、車両重量は4WDのウラカン EVOの1422kgから1389kgに軽量化されているのが大きなトピックになっている。

 往路はオープントップのスパイダーで、復路はクーペで新東名高速道路を主体に走行したが、とくにスパイダーでの風を感じながら聞くV10エンジンの咆哮は格別。0-100km/h加速は3.5秒とアナウンスされており、アクセルを踏み込めば制限速度まであっという間だ。ウルスとはまったく異なる低いアイポイントによってスポーツカーをドライブしている感覚に溢れ、何よりダイナミックなデザインには惚れ惚れしてしまう。

 走行モードは、安定性と安全性を重視した「STRADA」のほか、後輪をスライドさせることもできる「SPORT」、最大限のダイナミクス性能を発揮する「CORSA」の3パターン。ウルスとは異なり、STRADAでもサスペンションは硬めに感じる設定だが、ウラカンのドライバーシートでステアリングを握っていると気持ちの昂ぶりからか、そうしたことが気にならなくなって運転に集中しているから不思議なもの。真のドライビングプレジャーとはこういうことなのか、と妙に納得することとなった。

 個人的にはランボルギーニのラインアップでウラカンが最も好きなモデルだったが、今回の試乗を経て、4人または5人を乗せて快適なドライブが楽しめ、ドライバーが求めればスポーツカーのように走れるウルスの魅力に大いに惹きつけられた。オーナーの方がうらやましい!

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