Home モデル 定番スマートリモコンの最新モデル「Nature Remo 3」は買いか? 進化点をチェックした – ITmedia

定番スマートリモコンの最新モデル「Nature Remo 3」は買いか? 進化点をチェックした – ITmedia

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 スマートリモコン「Nature Remo」の新モデル「Nature Remo 3」(Remo-1W3)が登場した。新顔の参入が相次ぐスマートリモコンの中では既に老舗といっていいブランドであり、量販店でも定番製品になって久しいNature Remoの、第3世代モデルということになる。

 従来までのモデルと何が違うのか、既存モデルのユーザーは買い換える必要があるのか。実機を購入したのでチェックしていこう。


「Nature Remo 3」。実売価格は9980円だが、本稿執筆時点では直販サイトのキャンペーン(7月31日まで)で8980円となっている

より小型になりフック掛けも可能に。電源はACアダプターに変更

 Nature Remoシリーズには、通常サイズの他、センサーを省略したコンパクトな「mini」(6480円)の2つのラインアップがあるが、今回の新製品は前者の後継品にあたる。

 外観は、全体的なデザインは従来モデルを踏襲しつつもよりスッキリとし、またサイズも一回り小さくなっている。もっとも、小型になったからといって、Nature Remoの特徴である、温度/湿度センサーや照度センサー、人感センサーなどの顔ぶれは従来のままで、これまでできたことができなくなったということはない。

 細かい仕様変更としては、小型版のNature Remo miniに実装されていた背面のフック掛け用の穴が追加されたことが挙げられる。本製品に限らず、スマートリモコン製品は軽量ゆえケーブルに引きずられて動いてしまいがちだったので、フック掛けなどの固定するための手段が増えるのはありがたい。

 電源は、従来のUSBケーブル+充電器という構成から、ACアダプターへと改められた。ただし、コネクター形状はmicroUSBのままで、試してみたところ、手持ちのmicroUSBケーブルを使ってUSB充電器に接続しても問題なく動作した。モデルチェンジで運用が不自由になっていないのはありがたい。

Nature Remo 3
デザインはよりシンプルになった。上部がホワイト、下部がシルバーのツートーン仕様だ


Nature Remo 3
背面。Nature Remo miniにのみ用意されていたフック掛けのための穴が追加された


Nature Remo 3
底面にはセンサー用の穴がある。電源ジャックはやや奥まった位置にある


Nature Remo 3
付属品の一覧。電源は、これまでUSBケーブル+充電器だったのがACアダプターに改められている


Nature Remo 3
従来の第2世代モデル(右)との比較。一回りコンパクトになっているが、体積を減らすためにセンサーを削ったわけではない


Nature Remo 3
第2世代モデルの背面(右)はフラットだが、第3世代ではフック掛けの穴が追加された


Nature Remo 3
コンパクトになったといっても、Nature Remo mini(右)ほど小ぶりではない


Nature Remo 3
付属のACアダプター。コネクターの形状はmicroUSBだ

 続いて、新モデルの機能面での進化点をチェックする。

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新たにBLEをサポート、トリガーに「人感センサー反応あり」が追加

 本製品から、新たにBluetooth LE(BLE)に対応したことで、セットアップ手順が大幅に簡略化されている。具体的には、従来のモデルではスマホのWi-Fi接続先をいちいち本製品に切り替えてネットワーク設定を行わなくてはいけなかったのが、本製品ではBLE経由ですぐにWi-Fi設定の画面を開くことができる。初心者でも迷うことはないだろう。

Nature Remo 3
今回は既にNature Remoが稼働している環境に「Nature Remo 3」を追加する手順を紹介しよう。まず、アプリを開いて設定画面を開き(左)、「新しいデバイスをセットアップする」を選択。「第3世代」を選んだら(中央)本体の電源を入れる(右)


Nature Remo 3
Bluetoothをオンにしてデバイスを検索(左)、見つかったらWi-Fiの設定を行う(中央)。従来のようにスマホの接続先を本製品専用のSSIDに切り替える必要はない。接続先となるSSIDは自動検出されるのでパスワードのみ入力する(右)


Nature Remo 3
ネットワークが接続されたらデータのダウンロードが実行される(左)。完了後は名前をつけて保存することで、冒頭の設定画面上でデバイスの一覧上に表示される。ここではRemo3という名前をつけている(中央、右)

 家電製品の登録手順は、従来と同様だ。スマートリモコンは、用意された家電製品の型番リストから手持ちの製品を目視で選んでいくタイプの製品もあるが、本製品は単純明快で、普段使っている家電製品のリモコンを本製品に向けて押し、それによって家電製品の型番を自動判別する方法が用いられている。

Nature Remo 3
家電製品の登録手順は、まずアプリのホーム画面右上の「+」ボタンを押し(左)、カテゴリー(今回はエアコン)を選択する(中央)。そして、手元に用意した家電製品のリモコンを本製品に向けボタンを押す(右)


Nature Remo 3
手持ちの家電製品のリモコンのボタンを一度押す。本製品天面のLEDが点灯する


Nature Remo 3
エアコンの型番が特定されたら(左)、アイコンを選び、名前を付けて保存する(中央)。これでアプリからエアコンの主要操作が行えるようになった(右)。この後、必要に応じてスマートスピーカーとの連携設定を行う

 最近のIoT家電は、電力消費の少ないBLEの採用例が増えつつあり、本製品がこれに対応したことで、今後さまざまなIoT家電と連携可能になることが見込まれる。

 その具体的な例として、現時点ではカーテン自動開閉デバイス「mornin’ plus」に対応することが発表されている。今後多くの機器が追加されていくことは間違いなく、他のスマートリモコンと比べた場合の強みになるだろう。また前出のように、デバイスのセットアップ手順の省力化にも貢献している。

 本製品からの機能の改善として、人感センサーに「人感センサーの反応があるとき」というトリガーが追加されたのも注目だ。これまでは「反応がないとき」だけだったので、「人が入ってきたら照明をオンにする」という基本的な使い方ができなかったのが、今回から可能になった。また、実行後にしばらく反応しない時間も指定できるようになっている。

 これはどちらかというと、あるべき機能が欠落していた例であり、あまり声高に「新機能が追加されました」とアピールすべき性質のものではないが、経緯はさておき便利になったのは間違いない。ちなみに、(現時点で)従来モデルは非対応のため、今すぐこの機能を使いたければ買い換える必要がある。

Nature Remo 3
トリガーは、「人感センサー反応なし」に加えて「反応あり」も指定できるようになった(左)。画面下にもあるように「反応あり」をトリガーに使えるのはRemo3のみで(中央)、従来モデルでは(少なくとも現時点では)使えない。「反応なし」はどちらでも使える(右)

 次に、もう1つの便利ポイントを見ていこう。

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データ転送機能で買い替え時も安心

 さらにもう1つ、本製品では、従来モデルのユーザーが安心して乗り換えられる機能が搭載された。それは、登録済みの家電製品やオートメーションのデータを新モデルに転送できる機能だ。

 一般的に、こういったスマートリモコンは、スマホの買い換えなどでアプリを再インストールすると、登録済みのデータを再び登録し直さなくてはならない。スマートスピーカーとの連携まで設定している場合にはかなりの手間で、買い替え時のネックになっていた。これが理由で複雑な連携設定を敬遠していた人もいるはずだ。

 しかし本製品は、従来モデルから簡単にデータを転送できる機能を搭載することで、既にNature Remoシリーズを所有しているユーザーであれば、家電製品およびオートメーションを再登録する手間を掛けずに、今回の新モデルへの移行が可能だ(ちなみにこの機能は従来モデルでも利用可能になっている)。

 本製品はもともと設定の多くがクラウド上に保存されており、仮にスマホが破損/紛失しても、別のスマホにNature Remoアプリを入れてログインすると同じ設定が使える利点があるが、新たに転送機能が加わったことで、よりデータの消失を気にせず、使えるようになったというわけだ。このあたりの機能は、多くて困ることはないのでありがたい。

Nature Remo 3
データ転送を行うか尋ねられる(左)。ちなみに、この画面は前述のセットアップ中にも表示される。「はい」を選択したら対象のNature Remoを選ぶ(右)


Nature Remo 3
各Remoに登録されているアクションを確認し、転送を実行する(左)。終わったら正常にデータが転送されているか実際に操作してチェックしよう(右)。ちなみに複数のRemoがある場合、1つに集約することはできない

価格は高いが機能は豊富、安心して使える信頼性が魅力

 以前から、機能の豊富さと安定性に定評があるNature Remoだが、さらなるブラッシュアップが図られ、隙がない製品になった印象だ。個人的には、メーカーサイトでは改善ポイントとしてあまり大きく触れられていないセットアップ方法の簡略化や、フック掛けの穴の追加といった細かい点もかなり好印象だ。

Nature Remo 3
壁面にフック掛けしている状態。中央のLEDはステータスに合わせて色が変わる

 本製品の購入をためらう要因があるとすれば、税込み9980円という価格だろうが、他社製品と違って多数のセンサーを内蔵していることから、横並びで比べること自体があまり適切ではない。今回のモデルでは、さらにBLE対応や転送機能が追加されているのだから、ベースの価格がやや高くとも、機能や性能に対する割高感は感じない。

 スマートホームを構築するにあたり、デバイスの完成度の低さや機能の少なさに足を引っ張られてやりたいことが実現できないのは、何としても避けたいところだ。そういった意味で、Nature Remoなら何とかなる、これで無理なら他社製品でもまず無理、という信頼性の高さは、他の製品にはないものだ。

 従来モデルを所有しているユーザーが買い替える必要性は「人感センサーの反応があるとき」というトリガーをすぐ使いたいか否かで決まるだろうが、長期的には買い替えの方向で検討した方がよいだろう。スマートリモコンの良し悪しが判断できないビギナーから、他社製品で痛い目に遭ったことのある人まで、幅広くお勧めできる製品だ。

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