Home モデル 新ThinkPadは第3世代Ryzen U搭載機とモデル名大変更がポイント。レノボが16シリーズを一挙発表 – Engadget日本版

新ThinkPadは第3世代Ryzen U搭載機とモデル名大変更がポイント。レノボが16シリーズを一挙発表 – Engadget日本版

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2020年5月26日、レノボ・ジャパンが高級ノートPC『ThinkPad』シリーズ2020年モデルの日本版を発表しました。

今回はThinkPad X1 Carbon(上写真)/X1 Yogaをはじめ、総計16モデル(レノボ側公称。一般的には16シリーズと呼ぶべきでしょう)と非常に多数であり、また『ThinkPad X13 Gen1』や『ThinkPad T14s Gen 1』など、一部シリーズでモデル名が一新されている点が特徴です(詳細は後述)。

また、X13 Gen 1/T14s Gen 1などでは、CPUとしてAMD Ryzen PRO 4000Uシリーズ(最新モデルとなる「第3世代」)を搭載したモデルも用意。現行世代ではインテルCPU搭載モデルと別シリーズとなっていた点と、Thunderbolt 3が非搭載などインテルCPU版とは一部仕様が異なることから、別モデル(シリーズ)と集計されています。

なお、インテル版とAMD版を合わせて分類すると、11モデル(シリーズ)となります。

ただし一方で、外観レベルでのメジャーアップデートと呼べるのは『ThinkPad L14 Gen 1』など少数。

日本市場で人気の高いX1 CarbonとX1 Yoga、X13 Gen 1(現行でのX390/X395)、T14s Gen 1(現行でのT490s/T495s)といったモデルは、マイナーチェンジと呼べるアップデートに留まっています(Ryzen搭載モデルはCPUの世代が交代したため、その点では大きなアップデートと呼べますが)。


さて、今世代で隠れた? 注目ポイントとなるのが、モデル名の大きな変更です。これは上記の例でも紹介しましたが、従来のモデル名規則ではそろそろ“オーバーフロー”しそうだったため。

従来のThinkPadモデル名における数値部は、100の位に画面サイズを示す数値を付け、10の位でおよその世代を示し、1の位でインテル版とAMD版を示していました(インテルが0、AMDが5)。

この規則は、2008年のThinkPad X300やX200、T400から受け継がれてきましたが、約12年を経て世代を積み重ねたことで、主力シリーズではX395やT495sといった数字まで来てしまっていました。

そこで今回から、X1 CarbonやYogaにならい、数値の後に世代を示す番号(今回は「Gen 1」)を付け、数値部は画面サイズのみとしているというわけです。

なお、インテル版とAMD版は、現状ではAMD版に(AMD)を付けて区別しています(コンシューマー向けモデルに習った格好です)。しかしモデル名では同一となっていることから、今後は違いを強調しない格好にシフトしていくのかもしれません。


次に、今回発表されたモデルのうち、注目モデルをざっと紹介します。

ThinkPad X1 Carbon Gen 8

14インチ液晶を搭載した薄型・軽量のノートPC。今回もフラッグシップの役割を担います。販売価格は23万3000円(税別、以下同)から、発売日は5月29日。

CPUはインテル製の第10世代Core i(Comet Lake)のみで、最上位はi7-10610U。残念ながら現状では、Ryzen搭載モデルや“激レア6コアCPU”ことi7-10710U搭載モデルはありません。

薄さ14.95mm、本体重量約1.09kgからといった基本仕様はほぼ変わりません。ヘビーユーザーの間で注目されていたRAM容量も、現行(Gen 7)と変わらずに最大16GBなど、昨今のCarbonとしては非常におとなしい世代交代となっています。4K液晶パネル搭載モデルの天板は、Gen 7と同じくカーボン柄となります。

ThinkPad X1 Yoga Gen 5

14インチ液晶を搭載した薄型・軽量のタブレット兼用(360度ヒンジ搭載)ノートPC。X1 Carbonと並ぶフラッグシップモデルです。販売価格は26万5000円から、発売日は5月29日。

CPUはX1 Carbonと同じく、インテルの第10世代Core i(Comet Lake)のみで、最上位はi7-10610Uまでの構成。

アップデートの度合もX1 Carbonと同じく“比較的控えめ”で、高級感のあるアルミ削り出し筐体をはじめ、現行モデル(Gen 4)の特徴をほぼそのまま引き継ぎます。

■ThinkPad X13 Gen 1

13.3インチ液晶を搭載した薄型・軽量のノートPC。現行のX390/X395の後継として、新モデル規則を採用したシリーズです。一方で外観などには大きな変更はなく、約16.5mmの薄さや、インテル版の最軽量構成で約1.18kgからの重量(AMD版は約1.28kgから)といった基本仕様も変更はありません。

インテル版の販売価格は17万5000円から、発売日は5月29日。AMD版は16万2000円から、発売日は6月5日となります。

AMD版(Ryzen搭載モデル)は、デフォルトTDPが10-25Wながら8コア16スレッド処理が可能な『Ryzen 7 PRO 4750U』までが選択可能。他にRyzen 5 PRO 4650U、Ryzen 3 PRO 4450Uが選択可能です。

なお、インテル版で搭載されたThunderbolt 3端子は、AMD版ではUSB 3.1 Gen2(最大10Gbps)となります。

RAMはインテル版/AMD版ともに最大32GB、SSDはそれぞれ最大2TB/1TBまでが選べます。また、一部で注目されていた1366×768/TNタイプ液晶パネルは、企業向けからの引き合いが根強いためか、今回も残留しています(インテル版、AMD版ともに選択可能)。

ThinkPad X13 Yoga Gen 1

13.3インチのフルHD液晶を搭載したタブレット兼用タイプ(360度ヒンジ搭載)のノートPC。X390 Yogaの後継となります。販売価格は19万2000円から、発売日は5月29日です。

こちらはインテル版のみということもあり、本体サイズなど基本仕様はX390 Yogaを継承。薄さ15.95mm、重量約1.29kgからという仕様も継承します。

CPUはX1 Carbonと同じく、インテルComet Lake版、かつ最上位はi7-10610Uまで。RAMは最大16GB、SSDは最大2TBまでが選択可能です。

ThinkPad T14s Gen 1

14.1インチ液晶を搭載したモバイルノートPC。ThinkPad T490s/T495sの後継となります。本体重量約1.27kgからの軽さなど、基本的な本体設計は同機を受け継ぎます。

インテル版の販売価格は18万円から、発売日は5月29日。AMD版は販売価格が17万2000円から、発売日は6月5日です。

こちらはインテル版とAMD版が用意されており、インテル版はCore i7-10610Uまで、AMD版はRyzen 7 PRO 4750Uまでが選択可能。ただし4K液晶や2TBまでのSSDが選択可能なのはインテル版のみ、という制限は、残念ながら今世代でも残っています。

また隠れたポイントとして、インテル版の単体GPU(GeForce搭載)オプションは、現状では廃止。インテルUHDグラフィックスのみとなっています。

RAMは最大32GB、SSDはインテル版が最大2TB、AMD版が最大1TBまで。


今回はこのほかに、レノボ側イチオシモデルとなる、14インチ液晶のビジネス向けモデル『ThinkPad L14 Gen 1』(インテル版とAMD版)、15インチ『ThinkPad L15 Gen 1』(インテル版とAMD版)もラインアップ。

さらに14インチ液晶モデル『ThinkPad T14 Gen 1』のAMD版とインテル版、15インチ『ThinkPad T15 Gen 1』(インテル版のみ)、そして廉価シリーズとなる『ThinkPad E14 Gen 2』『ThinkPad E15 Gen 2』(双方ともインテル版のみ)なども世代交代となっています。

Source:レノボ ニュースリリース

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