Home ブロガー 日本最高峰の書評ブロガーが教える、世界中の本から運命の一冊に出会える「意外な方法」(PHP Online 衆知) – Yahoo!ニュース

日本最高峰の書評ブロガーが教える、世界中の本から運命の一冊に出会える「意外な方法」(PHP Online 衆知) – Yahoo!ニュース

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書店で探すのは、「本」ではない?

読みたい本、気になる本は、何百何千冊もあるかもしれない。さらに、「読みたい本」や「気になる本」になりそこねた本もある。もし目にしたなら、噂を耳にしたなら、読みたくなる本は、それこそ百万冊もある。

運命の一冊となるスゴ本は、間違いなくそこにあるが、その本そのものをピンポイントで探すのは難しい。

しかし、その百万冊は間違いなくだれかに読まれている。だから、百万冊を探す前に、それを読んだ「人」を探すのが先決だ。本ではなく人を探すのだから、探す先はもっと多様になる。

たとえば、書店は「本を探す場所」だという発想を変えてみよう。書店で「人」を探すなら、もちろん店員さんになる。そして、自分が気になる「人」かどうかは、店員さんが書いたPOPを参考にするのだ。

どういうジャンルを、どんな言葉で紹介しているか? 短い惹句に現れる店員さんの趣味と自分の好みの距離を測るのだ。すると、気になる本を読んでいる「人」が見えてくる。店にもよるが、POPにペンネームやイニシャルがあるので、お気に入りの本を推す店員さんを探そう。

あるいは、Amazonなどのネットショップを、「人」を探す場所だと考えてみる。そして、自分のお気に入りをいくつか検索してみよう。すると、その本を好意的に紹介するレビューアーが見つかるだろう。

同様に、はてなブックマークやブクログ、読書メーター、シミルボンなどのSNSを「人」を探す場にすることもできる。検索欄にお気に入りの作品名を入れるのだ。すると、その作品に言及している記事や読書メモ、コメントが出てくるだろう。その記事から、書いた人を探すんだ。Amazonレビューアーと同じように複数の作品で検索して、自分の推しについて最も多くヒットしたコメント主こそが、探すべき「人」になる。

ほかにも、テレビやラジオ、著名人の本棚を紹介する記事、好きな作家が読んでいる本などからも、「人」が探せるはずだ。ポイントは、既知の本を手がかりに、その本をその「人」がどのように見ているかをチェックすること。

このように、自分の推し本を価値観の試金石にしてみよう。すると、趣味の近い書店員さん、Amazonレビューアー、ブロガー、メディアのパーソナリティが見つかるはずだ。

そして、その人が「これはおもしろいよ!」とお薦めしてきて、なおかつ、それが自分の知らない本だとしたら、それこそが「わたしが知らないスゴ本」になるはずだ。

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