
【ミヤG】
ZXシリーズの新作アイアンは、「ZX5」と「ZX7」の2モデルで展開。今回試打する「ZX5 アイアン」は、ボディがS20Cの軟鉄鍛造でフェースはクロムバナジウム鋼。7番アイアンのロフト角は31度の設定で、少し飛ばせるモデルになっています。
【ツルさん】
フェース裏側の周辺には「スピードグルーブ」という溝が設けられていて、ボールスピードを高めるテクノロジーを採用。ヘッドのトウ側にはタングステンも搭載されていて、直進性を高めた設計にもなっています。ヘッド構造としてはポケットキャビティなのですが、バックフェース部にヘッドと同色のバッジが使われていて、見た目にもカッコいいですよね。では、さっそく打ってみましょう!
【ミヤG】
ヘッドサイズは大きすぎず、ちょうどいいですね。均整のとれたヘッドシェイプで、トップブレードの厚さも気になりません。打ってみると、やっぱり少し飛ばせます。それに曲がりにくいし、振りやすい。このアイアンは、すごくイイかも!
【ツルさん】
打つと「ピシャッ」という打球音がして、フェースの弾きの良さを感じます。けれど、決して嫌なフィーリングではないですよね。軟鉄一体成型のアイアンよりもボール初速を出しやすく、アスリート向けモデルにしては打ち出しが高くてスピンも少なめです。端的に言うと、ボールを上げやすく、飛ばしやすく、寛容性も高い。ちょうどいいバランスのアイアンです。
【ミヤG】
打感については、まったく問題ないですね。これまで飛ぶアイアンには興味がなかったけど、実際にコースで使うなら、このぐらい飛んでくれたほうがラクでいいかも。芝の上からも打ってみたい。
【ツルさん】
打ち込んだときのソールの当たり方が、とてもいい。これなら芝の上から打っても、キレイにソールが抜けてくれると思います。そもそも「ZX5 アイアン」は、2020年の日本オープンを制した“曲がらない男”こと稲森佑貴プロが使用しているアイアン。三井住友VISA太平洋マスターズでツアー初優勝を果たした香妻陣一朗プロも、4番と5番にはこの「ZX5 アイアン」を使っているそうです。
【ミヤG】
国内男子ツアーでも、「ZX5 アイアン」の性能は実証済みなんですね。さらに興味が増してきました!
【ツルさん】
ちょっとやさしく飛ばせるうえに、操作性が残されているのもポイントです。アベレージゴルファーでも背伸びせずに使いこなせると思います。試打クラブに装着されている日本シャフト製のオリジナル仕様「NSプロ モーダス3 ツアー 105 DST」も好印象。しなりを感じやすく、しっかりと上から打ち込んでいけます。
【ミヤG】
アイアン買い替えの候補に、ぜひ入れたい。冬のボーナスはコレか!
■ 試打したクラブのスペック
ダンロップ スリクソン ZX5 アイアン
●番手(ロフト角):7番(31度) ●シャフト:NSプロ モーダス3 ツアー 105 DST ●硬さ:S
■ マイクラブ情報
ミヤG:ミズノ MP-5 アイアン
●番手(ロフト角):7番(34度) ●シャフト:プロジェクト X ●硬さ:6.0(S+)
ツルさん:タイトリスト T100 アイアン
●番手(ロフト角):7番(33度) ●シャフト:ダイナミックゴールド AMT TOUR WHITE ●硬さ:S200
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