Home その他 森美術館でSNSマーケティングを本気でやってみた 中の人が書き下ろす『シェアする美術』発売 – MarkeZine

森美術館でSNSマーケティングを本気でやってみた 中の人が書き下ろす『シェアする美術』発売 – MarkeZine

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シェアする美術 森美術館のSNSマーケティング戦略』は、森美術館のSNSアカウントを運用する洞田貫晋一朗さんがこれまで培ってきたノウハウを書き下ろした1冊。

 2018年の美術展覧会入場者数ランキングで1位「レアンドロ・エルリッヒ展」と2位「建築の日本展」を獲得した森美術館。洞田貫さんによると、多くの美術館の来館者は中高年層が大半を占めているのに対し、森美術館ではスマホを日常的に利用している40代までの人で80%を超えており、Twitter、Instagram、Facebookという3つのSNSの運用が功を奏しているとのこと。フォロワー数は合計で約40万人に上ります。

 だからといって、森美術館ではインスタ映えなどを意識してプログラムを決めているのではなく、あくまでも美術館として企画すべき展覧会を開催。SNSでは誇張したり面白い投稿を狙ったりせず、フォロワーに来館を促すことを目的にして伝えるべき情報を淡々と伝えることが大切だと洞田貫さんは言います。その中で、家族や友達に話しかけるような投稿を心がけ、時にはトレンドを活かしてフォロワーに楽しんでもらえる投稿をすることが重要です。

 美術館ならではの強み、あるいは苦労も語られた本書は、自社のSNSアカウントを運用する方にとって1つの大きな指針となるのではないでしょうか。ぜひ本書で洞田貫さんの試行錯誤を追体験して、運用のヒントを掴んでみてください。

目次

イントロダクション 「レアンドロ・エルリッヒ展」成功の舞台裏
美術館の集客も「紙」から「デジタル」へ
「インスタ映え」を狙っているわけではない
「撮影OK」が「入場者数ランキング」に及ぼしたもの
失敗から学んだ「ハッシュタグ」の正しい使い方
前代未聞の試み「プール割り」の効果
「eスポーツ」で学んだ見えない相手への意識

第1章 「撮影OK」の波がアートを変える
「文化や芸術は、経済より上にあるべきもの」
中の人は接客の最前線
「撮影OK」に挑戦し続ける森美術館
大切なのは撮影・投稿を促すムード作り
フォロワー数より大切な「エンゲージメント率」
求められているのは「面白い投稿」ではない
SNSの投稿は「川に短冊を流すようなもの」
SNSをウェブサイトの誘導口にしてはいけない
刺さるのは「温度」と「気持ち」が伝わる投稿
SNSは「秒の戦い」
「言わない勇気」が核心を伝える
予算がなくても効果を発揮する「SNS」という魔法

第2章 海外の美術館の最新SNS事情
「シェア」は美術館のルーツでもある
グローバル企業より影響力がある海外の美術館SNS
「広告や販促」ではない投稿に人は心をひらく
安易なSNSキャンペーンは「見せかけアカウント」を生む
計画性+臨機応変=拡散
「インスタ映え」を意識してモノを作らない
話題になったメニュー「ブラックホールかきあげ丼」
知っているからこそ「本物」を体験したくなる

第3章 森美術館のユニークなSNS運用例
日本初の試み「#empty」の持つ可能性
「インフルエンサー・マーケティング」の最高な形
どうしても実現させたかった《流星刀》の展示
SNSの「生中継」はフットワークが命
SNSは「リサーチ」にも使える!

第4章 「森美術館流」インスタ&ツイッター活用術
フォロワー数急増の秘訣は「特殊な広告」にあり
「キーワード検索」からユーザーの声を聞く
炎上しないための「4S」と「チェック機能」
特徴を把握してSNSを使い分ける
インスタで重視される「統一感」と「リアリティ」
これからは動画の時代!
動画を投稿したいなら「ストーリーズ」に
40パーセントの浮動層の背中を押すには?

第5章 テクニックよりはるかに大切なこと
個人アカウントでの「実験」が仕事にもつながる
SNS疲れのときこそ「無想の一撃」のチャンス
「中の人」が人気者になる必要はない
目的の先にある「志」にフォロワーは集まる
「どれだけ見てもらえたか」が最大の指標
ネガティブな反応を恐れず、ユーザーと対峙する
「外」と「内」に発信して理解を得る
「中の人」にできることはまだたくさんある

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シェアする美術 森美術館のSNSマーケティング戦略

著者:洞田貫晋一朗
発売日:2019年6月12日(水)
価格:1,728円(税込)

本書について

本書では、森美術館がこれまで取り組んできた展覧会におけるさまざまなSNSの取り組みを紹介しています。現代アートにおけるプロモーションの最前線を知っていただきながら、アートとSNSの相性のこと、多少の失敗談など、楽しみながら読んでもらえる内容になっています。

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