
【ニューヨーク=有光裕】米電気自動車大手テスラが2日発表した2018年1~3月期決算は、最終利益が約7億955万ドル(約770億円)の赤字となり、四半期決算として最大の赤字となった。
初めて量産するモデルの生産計画が遅れているためで、同社の経営は正念場を迎えている。
売上高は前年同期比約26%増の34億875万ドル(約3700億円)だった。
同社はセダンタイプ「モデル3」を主力車と位置付けて量産を計画する。17年12月までに週5000台、18年には週1万台の生産を計画したが増産は遅れ、4月時点では、週2200台余りだった。設備投資の負担が重くなっており、市場には同社の資金繰りを懸念する声が出ている。
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