Home モデル 藤原ヒロシ・モデル完全分析──スペシャル・コラボ時計を深掘り|メンズ高級腕時計ニュース|GQ – GQ JAPAN

藤原ヒロシ・モデル完全分析──スペシャル・コラボ時計を深掘り|メンズ高級腕時計ニュース|GQ – GQ JAPAN

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モチーフは1960年代のカレラだった!

ストリートファッション界を牽引する藤原ヒロシらしい時計である。

“デカ厚”のようなわかりやすい大トレンドが見当たらないのがSIHH(通称ジュネーブサロン)やバーゼルワールドを取材しての近年の時計業界の動向だ。そんななか、各社はアーカイブを見直して復刻モデルや周年モデルでブランドの独自性を表現しようとしている。そうした流れのなかで、薄型化とともに、ケースの小径化がひとつの傾向として台頭してきた。文字盤にカモフラージュ柄を採用したり、ケースやベルトにヴィンテージ加工を施したりするなどの、いまのファッションのミリタリーやストリートの気分とシンクロすることもトレンドだ。

タグ・ホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー02 by Fragment Hiroshi Fujiwara」は、小ぶりな39mmのケース径、ドーム型風防、ベージュインデックスなど、「カレラ」が発表された1960年代のオリジナルモデルのイメージを喚起する意欲作。近年の時計業界の流行を押さえつつ、藤原ヒロシらしい気分を満載している。

印象的なのがバングル型のレザーストラップだ。バーゼルワールドではディスプレイを担当するほか、時計を中心に雑誌、広告で活躍するスタイリストの石川英治は語る。

「バングル型のストラップは1980年代に流行しました。ハミルトンやジンなどミリタリー時計に強いブランドに多かったのですが、当時はナイロン製が主流。レザーのバングル型は最近ではエルメスがケープコッドで採用しています。1960年代のクロノグラフに高級感のあるアリゲーターのバングル型ストラップを組み合わせて、レトロなデザインをベースにラグジュアリー感のあるストリート・テイストを時計で表現するとは、さすが藤原ヒロシさんです」

ホイヤー(現タグ・ホイヤー)をメジャーブランドへと押し上げる原動力となったのが、「カレラ」だった。1963年に登場したカレラは、元名誉会長のジャック・ホイヤー(モータースポーツを愛するホイヤー家4代目)がつくった時計であり、伝説の公道レース「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」をネーミングのモチーフにしている。(フロリダ州の)セブリングサーキットで、ジャック・ホイヤーが聞いたスペイン語が名前のヒントになったという。ちなみに、CARRERAは「道、レース、コース、キャリア」などを意味する。 デザインアイコンとなったのは文字盤の視認性向上に大きく貢献する目盛りをプリントしたテンションリングだ。幅広のテンションリングに表記を与えるアイデアは他社のクロノグラフにも影響を及ぼすようになる。もうひとつはケースから長く延びるラグ。1962年発表のオータヴィアは回転式ベゼルを備えていたが、カレラはシンプルなデザインを採用、ラグを細くすることでドレスウォッチの印象をも与えるのが狙いだった。

1960年代後半まで、12時間積算計付きの3カウンターモデルはバルジュー72を、2カウンターモデルはバルジュー92を搭載したが、今回の「タグ・ホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー02 by Fragment Hiroshi Fujiwara」が着想したのは前者、バルジュー72を搭載するモデルだった。

デザインこそレトロモダンな限定モデルの「タグ・ホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー02 by Fragment Hiroshi Fujiwara」には、最新のテクノロジーを投入したムーブメントが搭載されている。新型の自社ムーブメント「キャリバー ホイヤー02」は、設計・製造・信頼性・メンテナンス性など、全方位でモダナイズされており、小径化を実現しながらも、視認性をはじめとする実用性をまったく犠牲にしていない。デザインの革新に挑んで、時代を超えるクラシックを後世に残してきた名門ならではのアプローチだ。

ブランドのアイコン「タグ・ホイヤー カレラ」が1963年の発表から55周年を迎えたことを記念して、藤原ヒロシが全面的にデザインを手がけた限定モデル。

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