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HDD故障率のメーカー・モデル別統計データ2018年版、故障率が最も高かったのは? – GIGAZINE

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クラウドストレージサービスを提供するBackblazeが、自社で運用するストレージセンターのデータ保存用ハードディスク(HDD)の故障率(エラー発生率)データの2018年通年版を発表しました。10万台以上の運用HDDのモデル別データが公開され、故障率の傾向がよくわかる結果となっています。

2018 Hard Drive Reliability Stats by Manufacturer and Model
https://www.backblaze.com/blog/hard-drive-stats-for-2018/

2018年末にBackblazeのデータ用ストレージとして稼働していたHDDは10万4954台。テスト目的で使われていた45台を除いた結果は以下の通りです。全HDDの2018年における年間故障率(AFR)は平均1.25%と前年を上回り、全体として非常に堅実なパフォーマンスが得られたとのこと。


Backblazeのデータ用ストレージの運用における2018年の大きなトピックスは、2TB、3TB、4TBという低容量モデルを8TB、10TB、12TB、そして第4四半期からは14TBという大容量モデルへと置き換えたことです。1万3720台のHDDを置き換え、さらに新規で1万3389台のHDDを追加したことで、クラウドサービスで提供するストレージ容量は約500PB(50万TB)から750PB(75万TB)を超えることになったそうです。

なお、2018年第4四半期に限った話では、ついにWestern Digital(WD)の4TBモデルがすべて取り去られたとのこと。また、非常に良好な結果を出し続けて信頼性に定評のあるHGSTのHDDは第4四半期に1200台の12TBモデル(HUH721212ALN604)が追加され、約1カ月の運用でエラーはわずかに1回だけと、順調な滑り出しをみせているそうです。他にも1200台の東芝製のヘリウム充填垂直磁気記録タイプの14TBモデル(MG07ACA14TA)が第4四半期に追加されました。初期のAFRは3%を超えていますが、これは他のモデルと同様でドライブが安定するにつれてAFRの値も低下していくだろうと予想しています。

2018年通年のHDD故障率を過去の結果と比較すると以下の通り。大容量モデルへの移行の様子とともに、AFRがより良好な結果へと推移しているのがわかります。


2016年までの1台当たりの平均HDD容量は4.5TBでしたが2018年には7.7TBまで増え、大容量モデルへの移行が着実に進んでいます。そして、大容量モデルの導入にともなってAFRが低下していることから「大容量モデルの信頼性は高い」という傾向は継続中です。中でもSeagate製の10TBモデル(ST10000NM0086)は2018年通年でAFRがわずか0.33%と非常に良い結果を出しているそうです。

最後に、2018年までにBackblazeで運用されていたすべてのHDDについて、運用開始から2018年末まで全期間を通した総可動AFRは以下の通り。すべてのモデルで1%未満を達成したHGSTの驚異的な安定性に加えて、Seagateの大容量モデルの信頼性向上が目につきます。なお、ここ数年の間、WD製のHDDは手ごろな価格で入手できなくなっているそうで、6TBモデルを残してWD製HDDがBackblazeのストレージ用HDDから姿を消しつつあるようです。


Backblazeは今回発表した2018年通年のHDD信頼性レポートの詳細なデータを公式ページで公開中です。また、太平洋時間の2019年1月24日午前10時から、2018年のHDD信頼性レポートに関するウェブセミナーを行うとのことで、以下のページで参加者を受け付けています。

Backblaze Hard Drive Stats for 2018
https://www.brighttalk.com/webcast/14807/346376


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